2013年1月23日水曜日

カード収集要素を持つ新しいメタルスラッグ。韓国Dragonflyで「METAL SLUG ZERO ONLINE」について聞いて

閑静な高級住宅街にある豪邸か……と思いきや,なんともオシャレなDragonflyの社屋だった  韓国のDragonflyと,同社の開発子会社WIZHANDSが開発中の新作アクションシューティング「」。本作は,これまでにもお伝えしているように(),SNKプレイモアの人気作「METAL SLUG」を題材に,シューティング+アクションという原作のテイストを残しつつ,オンラインゲームとして制作されているものだ。  今回,本作についてWIZHANDSのProject Director Seony oh氏と,同社広報 Lee Seung Il氏から話を聞けるとのことで,G★2008閉幕後にDragonflyを訪問,いろいろと話を聞いてきた。 ■オリジナルのテイストを再現したステージ構成 (左から)広報 Lee Seung Il氏,Project Director Seony oh氏  まず本作のグラフィックスが,独自のエンジンによるフル3Dで描かれていることは以前にお伝えしたとおり。では,どのように3Dモデルが使われているのかを聞いてみたところ,いわゆる3Dのステージで戦闘するというわけではなく,ゲーム中の一般的なステージは横スクロールアクションとなるという。  しっかりとオリジナルのテイストが残されつつ,3Dグラフィックスでの横スクロールアクションが楽しめるわけだ。なお,ボス戦や特別なステージでは縦スクロールでのアクションになるとのことだ。 ■ミッションをクリアしながら,いくつかの都市を巡る  プレイヤーは都市をベース(いわゆるロビーに相当する)として,その都市で挑戦できるミッションをプレイすることになる。ミッションでは,最大4名での協力プレイが可能とのこと。ゲーム中には複数の都市が登場することになるが,次の都市へ移動するには,ミッションをクリアしていくつかの条件を満たす必要があるという。ほかのプレイヤーと一緒にミッションをプレイするには,ベースで仲間を集めることになるが,自分がいる都市にまだ移動できない友達と遊ぶ場合,一度訪れたことのある都市へ戻り,そこでパーティを組むことが可能だ。  このほかゲームモードとして,何も考えずにアクションシューティングが楽しめるミニゲームが用意されていたり,オンラインでの対戦要素として,専用マップでのSLUG対戦を検討していたりするとのことだ。また,まだ企画の段階だが,8?10名でプレイできる特別なステージを用意したいという。 ■カードを収集するための“メタルブック”は成長していく  本作では,ゲーム中に使用するMETAL SLUG/武器/アイテムなど,ほとんどの要素はカード化されており,それらをカードから呼び出して利用するという“カードシステム”が採用されている。さらに,このカードを収集するための“メタルブック”というシステムがあり,それらのカードをプレイヤー同士でトレードしたり,集めたりといった楽しみ方ができるとのこと。  メタルブックは,特定のカードを集めることで成長し,収集できる枚数が増えるという成長要素を持っている。また,メタルブックに特定のカードが収まっていないと入れない都市や,プレイできないミッションもあるそうだ。  これらのカードは,ステージクリアの報酬として入手できるほか,ゲーム内の商店でも購入できる。  また,有料アイテムとして(すべてがカード化されているので当然だが)販売されるカードもあるという。ちなみに利用できるカードは消耗品とのことなので,使うタイミングをよく考える必要がありそうだ。  続いて現在の開発状況について聞いてみたところ,まだαバージョンの段階とのことで,2009年上半期にクローズドβテストを実施したいという。ちなみに,プレイヤーキャラクターについては,基本となるキャラクター4体がまず用意されており,その後に6体くらいのキャラクターを時間を置いて徐々に発表/追加していく予定。  また,の記事で公開されたで,日本語版が登場する予定だと伝えられていたことからも分かるように,日本での展開についてはもちろん考えているとのことだ。今回の取材では,日本のプレイヤーにはどのような要素が好まれるのでしょうか,といった逆賳枻蚴埭堡毪胜桑毡菊归_へ向けて前向きな姿勢も感じられた。  最後にSeony氏は日本の読者に向けて,「これまでのMETAL SLUGを愛し,そして新しいMETAL SLUGに期待してくださる方々に応えられるように,リネージュ2 RMT,さらなる努力をしていきます」とコメントしてくれた。  まだ構想の段階のものも多いようだが,原作を大切に考えて制作しているという本作,FF11 RMT。メタルスラッグファンの期待どおりのオンラインゲームになるのか,今後の続報に期待したいところである。
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