2013年9月8日日曜日

rmt 最初にお金をもらうのは敷居が高

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2007年3月30日の「なつゲー」終了でキングオブワンズも消えてしまうかと思われましたが、『アルテイル』を運営するデックスエンタテインメントが『キングオブワンズ』をリニューアルして再開するとの知らせが入りました

システムの中でも、コミュニケーションが発生するきっかけになるようなものをシステムとして入れ込んでいく予定です

たとえばスライムというカードがあったときに、スライム10とかスライム100といった利用回数があるイメージですね

課金形式にも関係しますが、今回は、カードが消耗していくよう変更をおこないます

ゲーム自体が、考えつくされた完成度が高いものなので、システム的な変更をヘタに入れるとゲームバランスが崩れてしまう

前は、ゴブリンしかいないデッキでも、うまく動かすとけっこう勝てちゃってたんですよ



北岡:キングオブワンズの「現代を舞台にした魔法専門学校」という独特の世界観は前面に出していきたいですね

やりこんでいくと必勝パターンみたいなものがみえてくる



あと、とにかくユーザーを飽きさせない工夫が必要だと考えています



宮本:キングオブワンズのゲームシステムはよくできていて、詰め将棋みたいな感じなんですよ

その二つが一番大きいですね

現在市場に無料ゲームがたくさんあるのは、まず遊んでもらうという考え方ですよね

無料で遊びたい人のために、利用回数を使い切った後でも毎日遊んでもらえるような工夫はします



宮本:毎日やって欲しいということを第一に策を練ろうかなと

カードが残り1のときに、思い切って使うか温存して他の勝ち方を目指すか、みたいに

カードの種類が増えるんだろうなあとか、漠然とイメージは出来るんですが、でもそれは表面上のもので、実は難しいかもしれない、もっと面白いアイディアもあるかもしれない



■原作者の米光さんの役割は?



米光:打ち合わせに出ていろいろ話をしています

たとえば「今の3マス×3マスから、4マス×4マスにしたら」とかですね

デックスの皆さんが、面白いゲームをつくろうというのを第一に考えてくれるのがわかったので、もう信用して任せています



北岡:消費していくことで、カードの価値、カードの使用タイミングがシビアになると思います



今回『キングオブワンズ』プロデューサーであるデックスエンタテインメント北岡将長氏、同社ゲーム事業部長宮本貴志氏、そしてオリジナルのゲームデザイナー米光一成氏に、再オープンにむけてのお話をお聞きしました



米光:消費させるっていうのは、アイテムを売るためというよりも、デッキが固定しちゃうのを回避するための変更です

その分、僕が働いてないわけですが(笑)



宮本:僕らも「ここを変えたらどうなるのか」とか考えるわけですが、それをやることのメリット・デメリットは作った人に聞くのが一番早いわけです



リニューアルでは「カードの消費」「レベルの近い相手同士のマッチング」「ブログに張り付けられるリプレイ機能」などプレイアビリティやコミュニティに関するさまざまな要素が追加されるとのこと

『キングオブワンズ』は、NTTコミュニケーションズのゲームポータル「なつゲー」の中で提供されていたオンラインパズルカードゲームです

「箱だけ用意するから好きに遊んでくれ」ではなく、こちらから「こういう遊び方もありますよ」というかたちで頻繁にイベントを起こしていきたい

弊社はアルテイルで長くやってきているので、プレイヤーへのカードの渡し方などのノウハウはあります

でも、カードが消費していくことで、いつも同じカードで戦うことができなくなるので、作戦を練る部分で面白くなるんじゃないかなと

サービス業なので、まずやってもらわないと話が始まらない

いろいろ動いて欲しいんですよね

最初にお金をもらうのは敷居が高いと思っています



(左)デックスエンタテインメント北岡将長氏
(右)ゲームデザイナー米光一成氏


■かわるところ、かわらないところ

北岡:課金モデルと、コミュニケーションを取るところは大きく手を加えようと思っています

でも、そればかりになると作業になるので面白くない

これまでは試合の中でのカードの動きだけ考えていましたが、長いスパンでの作戦も試合の中に凝縮されるようになって、もっと奥が深くなる

「消費」をどう組み込んでいくかといった話もしています



■デックス版『キングオブワンズ』の特徴は?


カードの消耗をおさえる、回復するためにカードを買ってもらうわけです

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