2013年4月10日水曜日

[E3 2012]「Quantum Conundrum」は次元を操作して解法を探し出すパズルアクション。キモとなるゲームシ

 アクションパズル「Quantum Conundrum(邦題:クウォンタム コナンドラム 超次元量子学の問題とその解法)」( / / )のプレゼンテーションが,E3 2012のSquare Enixブースで実施された。  Quantum Conundrumは,「」のリードデザイナーを務めたKim Swift氏が手掛けるパズルゲームだ。Portalといえば,一人称視点のパズルという斬新なゲームシステムで話題を集めた作品だが,そのリードデザイナーが新作パズルゲームに関わるということで,どのようなタイトルになるか気になっている人もいるのではないだろうか。  プレゼンテーションでは,パズルを解いてステージを進める様子が上映されたのだが,正直に言ってしまうと,“第一印象”はまさにPortalだ。一人称視点であること,四角いオブジェクトをスイッチの上に運んで扉を開くこと,そしてステージごとにゴールを目指してクリアしていくことなど,ドラクエ10 RMT,共通点は多い,DQ10 RMT。  ただ,プレゼンテーションを受けてゲームシステムが理解できてくると,Portalとは異なるエッセンスが含まれており,プレイフィールがずいぶん変わってきそうな印象を受ける。  その一番大きな要因が,次元を操作できるゲームシステムだ。プレイヤーは,「インターディメンショナル?シフト」と呼ばれる装置を使い,次元を「ふわふわ」「おもおも」「のろのろ」「さかさま」に変化させられる。  まず,ふわふわはマップ全体のオブジェクトの重量が軽くなるというもので,持ち運べない重いものを軽くして移動させたり,オブジェクトを遠くまで投げ飛ばしたりするのに使う。おもおもはその逆で,オブジェクトの重量が重くなる効果を持っており,スイッチの上に重量の軽いオブジェクトを置いておもおもを使えば,そのスイッチを押せたりするのである。  そしてのろのろは,時間の進みが遅くなる効果だ。空中にオブジェクトを放り投げてのろのろを使えば,落下速度が遅くなるので,一時的な足場にできる。  さかさまは重力が反転する次元になっている。発動すると,マップ中のオブジェクトが天井に向かって“落ちていく”ことになるのだ。  面白いのは,これらの次元の組み合わせが,パズル攻略の鍵になっているということ。  例えば,ガラスの壁が邪魔で進めないときは,ふわふわの状態でオブジェクトを放り投げ,ぶつかる前におもおもを発動させて破壊するなんてことができるのだ
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